事業領域

河川設計は、当社が最も得意とする分野です。
創業以来50余年にわたり、河川設計のエキスパートとして、絶えず山陰地方の建設コンサルタント業界をリードしてまいりました。

当社の技術チームは高度な技術と豊富な実績を有しており、複雑な課題や大規模なプロジェクトにも柔軟に対応可能です。
設計技術者としてのキャリアを河川設計の最前線で積み上げたい方には、経験豊富な先輩技術者のもとで、大きな成長の機会をご提供します。

地域の防災・減災は、我々建設コンサルタントに課せられた重要なミッションのひとつです。
近年課題となっている高度経済成長期に造られたインフラ施設の老朽化や災害の激甚化を受けて、安全で持続可能な社会の実現は喫緊の課題となっています。

当社では地域特有のリスクを綿密に分析し、地震、洪水、土砂災害といった災害リスクに応じた防災計画の策定や、より災害に強い構造物の設計に取り組んでいます。

建設コンサルタント会社には、地質・地盤の安全性を確保するための専門知識が求められます。

まず基本となるのは、地盤調査です。この調査によって、地盤の種類、密度、水分量、耐震性などの重要な情報を収集し、そのデータを基に安全で信頼性の高い土木計画を策定します。

さらに、地質・地盤情報は、大規模なインフラ整備だけでなく、農地や住宅地の開発にも影響を与えます。良好な農業環境の提供、住宅地の安全確保を実現するためにも、地盤の特性を詳細に把握し、適切な対策を講じることが重要です。

当社では、地域社会の安全と発展に貢献するため、常に最新技術の習得や、高い提案力を磨くための努力を重ねております。

社会資本整備を進めるうえで、自然環境との共存は主要なテーマのひとつです。
我々建設コンサルタントが取り組む環境関連の事業は、持続可能な地域開発と生態系の保護に重点を置いたものでなければなりません。

そのために環境影響評価（EIA）を実施し、建設プロジェクトが周辺の自然環境や生物多様性に与える影響を科学的に分析・評価したり、自然の地形を活かした土地利用計画、緑地の保全、生物の生息域への配慮、再生可能エネルギーの利用、省エネルギー型建材の選定を行うなど、環境配慮型の設計を行うことを重視しています。

これらの事業を通じて、当社は地域の環境保全と経済発展のバランスを取りながら、持続可能な社会の構築に貢献することができます。

建設コンサルタントにおけるICT・DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進は、業界における生産性向上と、プロジェクト管理の効率化、コスト削減等に貢献する重要な取り組みであり、当社でも積極的に導入・活用を推進しています。

BIM/CIMの導入・活用や、GISの利用、ドローン調査、センサーを用いたIoT技術の利活用、ビッグデータ分析、AI・機械学習の活用など、グループ会社であるIT企業・株式会社イーグリッドとの連携により、先進的なICT技術を駆使した土木DXに取り組んでいます。