「建設コンサルタント」という業種名を聞いて、どんな仕事内容を思い浮かべますか?
我々建設コンサルタントは、一般の方にとっては「何をやっている会社なのかよくわからない」と言われることも多いのが現状です。
実際、我々が手がける業務の幅は広く、一言で表すのはやや難しいかもしれません。
しかし、我々の仕事は地域に暮らす方々の中で関連がない方が一人もいないといっても過言ではないほど、皆さんの日々の生活に大きく関わっています。
短い言葉で表現しにくい我々の仕事内容を敢えて表現するなら、「地域住民にとって欠かすことのできない良質な社会資本を提供すること」です。
社会資本はインフラとも呼ばれ、道路、鉄道、空港、港湾、公園・緑地、下水道、河川、砂防、海岸などのことを指します。
どれも私たちの生活において欠かすことのできない基盤となるものです。
これらのうち、当社では主に「河川・道路施設・砂防」などの社会資本の整備を行っています。
具体的には、洪水や土砂災害を防ぐ設備の設計を行ったり、防災のための様々な調査、検討を行ったり、道路施設をより長持ちさせるための管理計画を策定したりしています。
一般社団法人島根県測量設計業協会より測量設計業についてわかりやすく紹介した動画が公開されています。
社会資本を扱う仕事ですので、私たちが請け負う仕事のほとんどは、国土交通省や県からの依頼を受けて行う仕事となります。
そのため高い専門性を求められますが、特に新卒の方であれば、最初からそれらの分野に関する高度な知識や技術を身につけていることはまずないでしょう。
入社後に先輩の指導を受けながら徐々に専門性を高めていき、国土交通省の担当者の方と直接打合せをしたり、大きな案件の主担当を任されたり、と一歩ずつステップアップしていきますので、心配は要りません。
大学での専攻科については、やはり土木、建築、環境、情報などの理系学科を専攻している方の方が向いているでしょう。
調査や設計を行ううえで、「数字に強い」ということは重要なポイントとなります。
自分が設計したものが実際に形となり、地域の人々に喜ばれるということは、何にも代えがたい充実感と達成感を得られます。
地域の方々の生命や財産を守り、より良い環境を創るプロフェッショナルな仕事に、あなたも挑戦しませんか?